2002年3月

ホーム
上へ
2002年1月
2002年2月
2002年3月
2002年4月
2002年5月
2002年7月
2002年9月
2002年10月
2002年11月
2002年12月

長割遺跡発掘調査特集

印旛郡市文化財センター

3月1日長割遺跡の発掘調査が始まりました。前年度(体育館の裏の雑木林)に次ぎ2回目です。長割遺跡は、縄文時代後期〜晩期を主とする集落遺跡です。

遺跡が出たところに印を付けています。

土器の破片が出てきました。

遺跡調査の傍らで野草の小道の整備に取り掛かりました。タイヤ66本を掘り起こしました。

現場で働いている女性の方たちも、10年位のベテランの方が多くいらっしゃるそうで、図面を引いている姿もありました。

盛土の様子。この黒土は晩期の住居跡の窪んだ所に自然に積み上げられて出来たものだそうです。シカ・イノシシではない小動物の骨も確認できたそうで、どんな動物がいたのだろうと縄文の時代に思いを馳せてしまいます。
 

住居跡です。床面から石棒の破片が出てきたそうです。

シジミ貝も出てきました。

子供たちも休み時間にお邪魔してお喋りを楽しんでいます。センターから立派なファイルも頂きました。また、6年生は5月13日に文化財センターの小倉さんからビジュアルな講義を受けお話もとても楽しかったそうです。私たちも土を戻す時は一緒にやりたかったのですが、4月に学校が始まった時はすっかり元の井野っ子山に戻っていました。